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Hanaro Telecom、Force10 Networks を採用して未来に備える

HanaroTelecom世界中のテレコミュニケーション キャリアは、より高速なインターネット アクセスを加入者に提供するために競い合っています。その中でも、超高速 DSL(VDSL)のようなテクノロジは、既存の銅線より格段に高速であり、アジアを中心として急速に普及しています。しかし、VDSL が広く採用されるにつれて、キャリアは、増大したトラフィックに対応可能なネットワーク インフラストラクチャを確保すると同時に、利益率を極端に低下させる高コストな設備投資を回避する必要が生じます。

ネットワーク キャパシティを拡張する必要性に直面した Hanaro は、10 ギガビット イーサネット(10GbE)ルーティングおよびギガビット イーサネット(GbE)アグリゲーションを行なう機器として、Force10 Network の E-Series スイッチ/ルータを採用しました。Force10 の E600 システムは、Hanaro Telecom が広範なブロードバンド サービス配信用の高容量接続を含むネットワーク拡張のために必要としていたレジリアンシー、フォルト トレランス、および堅牢な 10 ギガビット イーサネット ルーティングを実現したのです。

Hanaro Telecom ネットワーク プランニング チームのチーム マネージャ、Park, Chan-Woong 氏は、次のように述べています。「Force10 の E-Series によって我社のコア ルーティング インフラストラクチャが大幅に強化されたため、IP サービス メニューを拡張し、ネイティブなギガビット イーサネット/10 ギガビット イーサネット接続性の提供を実現することができました。」

VDSL の基盤造り

韓国における 1 千 6 百万世帯のうち 65 % がブロードバンド接続に加入しており、これは世界最高のブロードバンド浸透率になっています。International Telecommunications Union(国際電気通信連合)によると、韓国における全インターネット加入者のうち 94 % がブロードバンドに加入しており、世界平均より約 3 年進んだ率になっています。そして現在、韓国における 1 千万人のブロードバンド加入者のほぼ 30 % が、Hanaro の顧客となっています。

Hanaro Telecom は、Korea Telecom(KT)と共に、高速インターネット アクセス、地域電話、マルチメディア、そしてインターネット データ センター サービスを提供する 韓国内の2 社の主要プロバイダのうちの 1 社です。Hanaro は HanaFOS インターネット アクセス サービスを介して、非対称 DSL(ADSL)サービスを、最大 10 Mbps のダウンストリーム速度で加入者に配信しており、この速度は北米における加入者への配信サービスと比較すると2 ~ 3 倍高速なものとなっています。

2002 年半ば、Hanaro はマーケット シェアの増大を図り、ネットワークを拡大する方法を探す調査を開始しました。10Mbps のHanaFOS に次いで、HanaFOS V という名称の VDSL サービスを開始し、既存の ADSL サービスよりわずかだけ高いコストで、50 Mbps のダウンストリーム速度を実現しました。ところがその結果、既に別のベンダー製の製品を使用して構築された Hanaro の既存のネットワーク インフラストラクチャに対して大きな課題を提示することになりました。

Hanaro のシステムインテグレータである、CommVerge Solutions のシニア マーケット開発マネージャ Byron Yu 氏は、次のように述べています。「新たなサービスを開始したことで、トラフィック負荷が激増する可能性が高まりました。Hanaro がコア アグリゲーション ルータへのキャパシティ アップグレード プランを検討し始めたのは当然であり、より経済性の高いソリューションが必要であったのです。」

Hanaro は、高容量ギガビット イーサネット スイッチ/ルータに対する情報提供依頼書(RFI)を発行しました。その要件には、次のものがありました。

  • ノンブロッキング スイッチ ファブリック
  • フェールオーバー時にサービスが中断されない冗長性
  • 完全なラインレートのパフォーマンスを備えた GbE、10GbE LAN PHY、10GbE WAN PHY、PoS、および 100/1000/Base-T インタフェイスのサポート
  • システム当たり最低 48 ポートのギガビット イーサネット /4ポートの 10 ギガビット イーサネット を搭載
  • レイヤ 2 スイッチング: 802.1Q VLAN 規格への準拠、STP サポート、リンク アグリゲーション
  • レイヤ 3 ルーティング: スタティック、OSPF、BGP、および IS-IS プロトコルのサポート、送信元/送信先 IP ルーティング、マルチキャスティング

fig1

E-Series と従来のブロードバンド リモート アクセス サーバーとの統合/高容量化の実現

当初、Hanaro のRFI仕様を満たすことができたベンダーは10社ありました。ところが、E-Series は Hanaro が想定していた要件をはるかに超える製品だったのです。各社が提示する仕様に基づき、より厳しい環境で製品のパフォーマンスを測定するベンチマークテスト(BMT)では、250,000 個のインターネット ルートで 140 Gbps のバックプレーン トラフィックが 48 時間稼動という条件下で様々な測定が行なわれました。その結果、Force10 の E600 スイッチ/ルータは、900 Gbps のノンブロッキング スイッチ ファブリックやその他の機能により、Hanaro の厳しい BMT に合格した唯一の製品となり、コアアグリゲーションルータとしての採用が決まったのです。

Park, Chan-Woong 氏は次のように述べています。「我社が実施したテストで、Force10 E-Series は、真のラインレート 10 ギガビット イーサネットの実現を約束するパフォーマンスを発揮し、最も安定性の高い製品であることが判明しました。私達が Force10 の E-Series を選んだ理由は、お客様の現在と将来の要求を満たすキャパシティを、この製品が明確に実証したからです。また、経済上の観点から見ても、我社のビジネス目標全体に最もかなった選択といえました。」

実証済みのラインレート パフォーマンスとハイ アベイラビリティ

Hanaro は、まず 4 台の E600 を導入しました。最初の 2 台は、xDSL 加入者の認証に使用されるブロードバンド リモート アクセス(BRAS)デバイス、及びハイブリッド ファイバ同軸(HFC)ケーブル モデム終端サービス(CMTS)デバイスの集約を行なうコア サービス用で、他の 2 台は、Hanaro のインターネット データ センター(IDC)内のサーバー集約用でした。その結果、Hanaro はE-Seriesにより、集約レイヤを 3 層から 1 層に減らすことができ、実際のE600 の構成も4ポートの10 ギガビット イーサネットと、120 ポートのギガビット イーサネットといった集約度を実現したのです。

Force10 の E600 スイッチ/ルータは、比類ないギガビット イーサネットおよび10 ギガビット イーサネット ポート密度を備えており、韓国全体に顧客ベースを拡張し、IP-VDSL、ビデオ サービス、メトロ イーサネットなどのサービスを配信可能なキャパシティを Hanaro に提供することになります。E600 は、ライン スロット当たり 24 ポートのギガビット イーサネットまたは 2 ポートの 10 ギガビット イーサネット、シャーシ当たりでは、最大 7 個のライン カード スロットをサポートし、E600 シャーシ当たり合計 168 ポートのギガビット イーサネット または 14 ポートの10ギガビット イーサネットをサポートしています。これは、Hanaro の RFI 仕様をはるかに超えるキャパシティとなっています。

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E-Series スイッチ/ルータにより、Hanaro は、IP-VDSL、ビデオ サービス、
メトロ イーサネットなどのサービスを韓国全体で配信可能になります。

Yu 氏は次のように述べています。「E-Series が提供する高密度と高容量により、Hanaro は、集約に必要となる物理ノード数を低減すると同時に、既存の機器の 3 分の 1 のコストで、全体的なポート密度を 30 % 以上増加させることができます。また、将来見込まれるネットワーク拡張にも容易に対応可能となります。」

Force10 の EtherScale™Force10 の EtherScaleTM アーキテクチャは、スイッチ ファブリック、バックプレーン、ASIC、およびシステム コントロール プレーンの設計に革新をもたらし、ラインレートのギガビット イーサネットおよび 10 ギガビット イーサネットでレジリアントなレイヤ 2 スイッチング/レイヤ 3 ルーティングを実現します。さらにHanaro の既存の機器のアーキテクチャとは異なり、EtherScale アーキテクチャは、ラインレートの付加価値サービスを性能劣化なしで提供できるのです。それは、すべての機能がフォワーディング パスのハードウェアに直接実装されるため、機能の組合わせにかかわらず、あるいはすべての機能が同時にイネーブルにされた場合でも、パフォーマンス、遅延、ジッターが変動することがないのです。

fig3

Hanaro ネットワークにおける E-Series のスケーラブルな構成は、
90 Gbps を超えるトラフィックにも対応可能です。

Hanaro の新たなネットワーク機器増設のサイズと規模に鑑みると、数百ものエントリがあるアクセス コントロール リスト(ACL)の有効化、輻輳回避テクニックの使用、Quality of Service(QoS)を使用したトラフィックの優先順位付け、公正な帯域幅アクセスおよびポリシー強制といった付加サービスの提供が容易に可能な E-Series の能力は、Hanaro のエンジニアに、ネットワーク環境を制御し、競合他社より高レベルのサービスを約束するキャパシティを与えることになります。その結果、Hanaro は現在と将来の加入者に、「常時接続」のマルチメガビット接続を確実に提供できることになります。

ネットワーク アップタイムを最大限にするために、Force10 の EtherScale アーキテクチャは、複数にわたるハードウェアおよびソフトウェア冗長性をサポートしています。たとえば、E-Series では、3 台の CPU 間に処理機能を分散させており、1 台の CPU はルーティングを処理、もう 1 台はスイッチングを処理、残りの 1 台はシステム全体の管理を担当します。これにより、システム全体の安定性および可用性が向上し、サービス拒絶(DoS)などの攻撃によって生成される、悪意のあるトラフィックからシステムやネットワークを保護することができます。

さらに、Force10 のオペレーティング システム(FTOS™)は、ハイ アベイラビリティとフォルト トレランスを実現するようにカスタマイズされており、RPM に障害が発生した場合にも復旧時間を最小限に抑える RPM フェールオーバー機能をサポートしています。また、レイヤ 2 スイッチング/レイヤ 3 ルーティングの両方でのヒットレス フォワーディングにより、E-Series は、RPM フェールオーバー中でもトラフィックのフォワーディングを続行することが可能です。

「E600 に搭載された豊富なハイアベイラビリティ機能により、Hanaro のバックボーン全体を通じて、E600 を高信頼コア パーティション デバイスとして使用することが可能です。」と Yu 氏は述べています。

 

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