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「ネットワーク可視化」のためのベストな組み合わせ
フォーステンE300とGenieATM6000
  ~ネットワーク可視化ソリューション~

いつ、誰が誰と、どのようなアプリケーションを利用して、どれだけの量を通信したか……、このような詳細なトラフィック分析をしようとすると、SNMPでは力不足です。そこで、注目されているのがsFlowによる「トラフィック分析」。
インプレスホールディングスでは、フローエクスポータにフォーステンE300、フローコレクタにGenieATM6000を導入し、自社にベストなネットワーク監視・分析システムを構築しました。

課    題 対    策
ネットワークの十分な信頼性を確保 フォーステン E300 機器内冗長化による可用性の確保
SNMP を超える詳細なトラフィックの把握と分析 sFlow の採用と sFlow トラフィック分析装置の導入
フロー分析における高いサンプルレートの実現
コストパフォーマンスの追求
フローエクスポータにフォーステン E300、フローコレクタに GenieATM6000 を採用

日本のパソコン&インターネット業界を象徴するインプレス
時代をリードする多彩なサービスを提供

インプレスが「できるシリーズ」を創刊したのは1994年。操作画面を中心にした誌面構成が読者に大きなインパクトを与え、ベストセラーとなりました。
同じ1994年には「インターネットマガジン」を創刊。まだほとんどの人がインターネットを暗中模索している時期に、同社持ち前の「好奇心」により、日本初のインターネット関連の雑誌となっています。
1995年には「秋葉原マップ」(現・「AKIBA PC Hotline!」)を開始。翌1996年には日本初の電子メール新聞「INTERNET Watch」を創刊しています。以降、デジタルサイトは充実し、Enterpirise Watch、PC Watch、デジカメ Watch、AKIBA PC Hotline!、AV Watch、GAME Watch、ケータイ Watch、INTERNET Watchと拡大していきます。
現在では事業拡張・分社化が進み、持ち株会社のインプレスホールディングスを中心に、IT分野、音楽分野、デザイン分野、医療分野など、二十数社で「インプレスグループ」を形成しています。

信頼性と「見える化」のために
フォーステンE300を採用

kitamura
株式会社
インプレスホールディングス
技術部
小山 敬夫 氏

さまざまなサービスをインターネット経由で提供していくにつれ、同社では安定したサービス提供が不可欠となりました。そこで2005年、ネットワークの信頼性確保のための提案を各社に求め、採用したのがフォーステンE300です。「フォーステンというとキャリアやISPで使われているイメージが強かったのですが、信頼性を求めるのは一般企業も同じです。機器内部で冗長化されていますから信頼性は十分ですし、ネットワークをシンプルにできます。この先数年間は心配することのない余裕のパフォーマンスもあります」と、フォーステン採用の理由を、同社 技術部 小山 敬夫 氏は語ります。
2005年7月にデモを行い、9月に採用が決定。10月に搬入して、テストと検証を開始します。12月には構築が終了し、旧ルーターからの移行を開始しました。
信頼性と同時に「SNMPでは見ることのできない詳細なトラフィックを知りたいと思っていました。今でいう『見える化』です。そのためにもsFlowを提供できるE300は魅力的でした」と、小山 氏は振り返ります。

フリーツールのコレクタから市販製品へ
より詳細なトラフィック分析のニーズ

E300導入後、フリーソフトのコレクタを利用して分析していましたが、すぐに飽き足らなくなります。「フリーソフトでは限界がありました。できることが限られていますし、拡張性もありません。試験的に使っていただけでしたし、間もなく市販の製品を検討することにしました」(小山氏)。
2006年3月、国内で販売実績のある3社の製品の資料を集め、検討を開始します。「弊社の目的に一番フィットしたのがGenieATM6000でした。きめ細かなトラフィックの分析を簡単に行いたい、という要件に対して、使い勝手やコストの面でGenieATM6000がピッタリでした。また、ファイブ・フロント社のサポート体制、能力に対する評価も大きな要因でした。」と、小山氏はGenieATM6000採用の理由を語ります。
2006年秋には購入を決定して、翌2007年3月から本格稼働しています。GenieATM6000はレポーティング機能として「モデル化」「ルールベース」「スナップショット」を用意していますが、インプレスホールディングスでは簡単操作のための「モデル化」と、詳細分析のための「ルールベース」「スナップショット」をバランスよく使い分け、効率のよい分析を実現しています。「導入時に100個以上ものWebサイトを登録しました。数が多くて大変な部分もありましたが、設定が日本語なのでわかりやすくなっていました」と、操作性の良さを認めます。

リアルタイムなモニタリングで動的なリソース配分
現場の不満にもスピーディに対応

導入して1年、GenieATM6000は期待どおりの効果をあげています。例えば、公開サイトに人気の記事が掲載された場合、そのサイトのトラフィックは瞬間的に増大しますが、SNMPの管理モニタ上では他のサイトを含む総帯域の増加が表示されるだけです。従来は、そのあとサーバのログを解析するなどして、アクセスが集中したサーバを特定していました。「GenieATMを利用したリアルタイムなトラフィック分析により、サイト(IPアドレス)単位で帯域の増減を一目で把握できるようになりました。また、定常的に使用帯域が大きい場合、NIC(Network Interface Card)のキャパシティが限界に近いことがわかるので、予備のサーバをそのサイト用に追加して必要なリソースを確保することで、レスポンスの低下を回避することができます。サーバを仮想化してプールしていますから、このような動的なリソース配分が迅速にできます」(小山氏)。
また、sFlow導入により想定外の効果もありました。同社では、遠隔地の10数拠点とはVPNで接続してしますが、とある拠点からレスポンスが悪いと報告を受けました。GenieATMを使って帯域の使用状況を詳細に見ると、報告があった拠点だけが与えられたVPN帯域のほとんどを使っているし、それらは業務アプリケーション用のサーバにアクセスしています。「業務に必要なネットワーク帯域が足りなくなっていることがこれでわかります。このレポートを添付して、稟議書を作成することで、問題のあった拠点をVPNから専用線に切り替えるための予算を素早く得ることができました」(小山氏)。それまでは、トラブルでも発生しない限りトラフィック分析は行っていませんでした。また、例え行ってもその結果をレポートにまとめる作業が大変でした。GenieATM6000により、現場の不満も素早く解消できるようになり、サービス品質を適切にコントロールできるようになりました。

高いサンプルレートの実現
「ネットワークの見える化」は欠かせない技術

リアルタイムな分析に限らず、過去にさかのぼっての分析もできます。「対象となるサイトの1年分のトラフィックも簡単に分析できます」(小山氏)。
sFlowはパケット・サンプリングですが、そのレートの高さも、インプレスホールディングスの大きな特長となるでしょう。一般には1/1000でのサンプリングも珍しくないのに、同社では1/32や1/64でサンプリングを実施。「より精度の高い分析を行いたいからです。そのためにも、圧倒的なパフォーマンスを持つフォーステンE300とGenieATM6000は、最適な組合せでした。また、ファイブフロント社、フォーステン社の技術力とサポート力に感謝していますし、とてもいい人間関係を築くことができました」と、小山氏は満足げに語ります。
「ネットワークの見える化は、ネットワークの高速化、アプリケーションの多様化がすすむこれからのネットワーク管理に不可欠な技術です。ネットワークが見えることにより、適切な投資が可能になります。sFlowトラフィック分析装置への投資は確実に回収できます。」と、小山氏はsFlowによるトラフィック管理の有効性を強調します。

sFlow によるトラフィック分析例
sFlow によるトラフィック分析例:サブネット毎のトラフィック量と帯域使用率が色分けされて表示される

 

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