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CIS Hollywood~フォーステン製品を導入 レンダリングシステムの強化

CIS ハリウッド社政策 "Poseidon" (Warner Bros 社) の特殊効果~フォーステン製品の導入前、導入後の変化~

CIS ハリウッド社政策 "Poseidon" (Warner Bros 社) の特殊効果
~フォーステン製品の導入前、導入後の変化~

パフォーマンスの成長曲線に後れを取らないこと、日々、500ギガバイトから1テラバイトにもおよぼデータを扱う特殊効果撮影の大手 CIS ハリウッド社にとって、それは常にチャレンジです。
同社の IT 部門にとってそのチャレンジは、事業の成長に伴って複雑化している数々の特殊効果制作プロジェクトに対応できるネットワークインフラを整備することでした。

同社のシステムマネージャ、Matt Ashton 氏は、これからの IT 基盤のビジョンを明確に描いています。それは、フルロード状態においても遅延なくラインレートの性能を提供できることです。慎重に検討を重ねながら Ashton 氏は、アーティスト達の要求に後れをとらないように、レンダリングシステム、ストレージシステム、ネットワークを徹底的に点検しました。

そのプランニングが、効果を発揮しはじめています。BlueArc 社製 Titan2200 ストレージシステムとフォーステン TeraScale E1200 スイッチングルータによって実現されたネットワークの統合化によって、同社は、かなりのプロジェクトを並行して進行させることができるようになっています。2006 年には、新たなネットワークインフラによって、X-Men - The Last Stand (邦題:X-MENファイナルディシジョン), The Fast and the Furious:Tokyo Drift (邦題:ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT) をはじめとした 4 作品の制作を並行して行いました。

Ashton 氏は、ストレージとネットワークの性能が、作品制作におけるボトルネックになる可能性があることを認識していました。同氏は、BlueArc とフォーステンの選択が、年 30% の成長を遂げるコンテンツに対応するために投資対効果の高い組合せであることに気がつきました。

ビジネスの拡張にともないITの成長が必要に

CIS ハリウッド社に在籍した 4 年間で Ashton 氏は、ビジネスの成長と変化を目の当たりにしてきました。従業員数は、6 倍になりアーティストは、いくつものシステムをデスクトップ上に展開するようになりました。レンダリングノードは、今や 300 を超えています。

我々は、いくつものプロジェクトを同時に進める必要があります。1、2 本の作品から同時に 6 本の作品を手掛けるようになりました。そして、コンテンツの素材も大きく変化し、より大きく複雑なものになってきています。

現在、この業界における大きな変化は、デジタルシネマ( 4K フレーム)への移行です。フレーム毎に 12.6メガバイトを消費し、ストレージ領域も 4 倍を必要とします。これは、ネットワークに大きなインパクトを与えます。編集の開始、レンダリング、保存に伴い発生するファイル転送は、より広帯域を必要とします。よりボリュームのあるレンダリングに伴い、アーティストは、確実なスループットを必要とします。Ashton 氏は、続けます。

2 年前、CIS ハリウッド社の約 5% のフィルムは、高解析度の 4K x 2K フレームで製作されていましたが、その比率は、すでに50%近くにのぼっています。さらに流体シュミレーションを実行するには、より広帯域な IT インフラを必要とします。流体シュミレーションの場合、百万を超える小さなファイルが生成され、レンダリングノードによって処理されます。

アーティスト達は、一定の時間内にたくさんのショットの処理を行います。このような環境に対応するために、同氏は、新たなストレージソリューションを探していました。同時に同社のコアスイッチにスケーラビリティを必要としていたのです。

ストレージシステムの改善

ストレージランニング容量が減り、遅延が大きくなり始めるにつれ、Ashton 氏は、4番目のストレージとして新たに network-attached storage (NAS) アプライアンスの購入を含むオプションを検討しました。既存の NAS デバイスは、3 テラバイトの容量でオーバサブスクライブできないタイプのものでした。同氏が検討していた 4 番目の NAS デバイスは、新たに 6 テラバイトの容量を加え、4 台のユニットを管理、ソフトウェアライセンス購入することを意味しています。

これとは対照的に BlueArc 社の Titan ストレージシステムは、CIS ハリウッド社に 6 テラバイトの旧型ストレージシステムのコストの半分以下で 1 台の集中型のストレージシステムに 12 テラバイトのストレージ容量を実現しました。NAS デバイス追加に伴うコストは、BlueArc 社のストレージシステムの半分以下で済みました。従来のシステムをサポートするコストは、かなり高額になってきていました。今回の導入した BlueArc 社のストレージは、経済的に大変良い選択でした。Ashton 氏は言います。

CIS ハリウッド社は、最近、BlueArc 社の Titan ストレージシステムを 16 テラバイトにアップグレードしました。Titan は、同社のシステムを単一ストレージシステムに統合化するだけではなく、Titan のハードウェアベースデザインは、たくさんのファイルシステムが乱立することを排除しながら、従来の NAS アプリケーション以上に高性能な設計となっています。BlueArc 社の製品は、非常に高性能です。と Ashton 氏は言います。

BlueArch 社のストレージシステムは、ストレージユーザに対してダウンタイムなしにストレージ容量を拡張できるようにモジュラー型のアーキテクチャを採用しています。Titan のモジュラリティは、CIS ハリウッド社にブレードのアップグレードで性能を向上させることが可能です。新たなファイラを追加するにあたって、大掛かりなアップグレード、新たなハードウェア、ライセンスコストをを行うことはありません。

800MB/sec のスループット、200,000を超える書込むオペレーション、512テラのキャパシティをほこる Titan のポテンシャルによって、同社は、スタッフ、プロジェクト、グラフィックの解析度の成長度合いに応じてストレージ基盤を拡張する余裕をもつことができました。Titan は、アーティスト達のレンダリングファームへのアクセスがピークに達し、プロジェクトがピークの状況でも高レベルのパフォーマンスを実現します。また同社は、パフォーマンスを必要としないストレージオプションとして投資対効果の高いシリアル ATA ストレージを準備しています。

BlueArc のパフォーマンスとスケーラビリティは、流動的なワークフローへの対応や他のスタジオからの駆け込みのフローに対応できる柔軟性をもたらしています。" アーティストが増えても、現在のシステムには十分な余裕があります" Ashton 氏は、語ります。"一方でアーティストの要望をフォーキャスティングすることは容易ではありません。それは、アーティスト次第なのです"

コアネットワークの拡張

パフォーマンスを最大限には発揮するために Ashton 氏は、レンダリングノード、ワークステーションを含む全てのデバイス群がコアスイッチにダイレクトに接続できるネットワークを設計しました。同社は、従来のコアスイッチの性能を否応なしに使い切りました。"スイッチは、フルロード状態でした。いったんコアスイッチがフルロードになった場合には、エッジスイッチによる拡張が必要になります。この結果、構成は複雑になり、遅延が大きくなってくるのです。私は、そのような選択をすることはできなかったのです。

Ashton 氏は、非常に要求の厳しいワークフローをサポートする高ポート密度、ラインレート、ノンブロッキングを実現するコアデバイスを探し続けました。また、そのような状況においても予測可能な性能を実現できるコアデバイスを探し続けました。さらに同氏は、ラインレート 10GbE をサポートするプラットフォームとできるだけ多くの 1GbE のファイバインターフェースのサポートを望んでいました。従来のスイッチでは、ポート密度という観点で制約が多くあったのです。

同氏は、コストの問題からある主要ネットワークベンダの製品を選定から落とし、フォーステン E1200 を選択するに至りました。E1200 は、1.68Tbps のノンブロッキングスイッチファブリック、1bpps を超えるフォワーディングキャパシティ、14 枚のラインカードをサポートします。この 14 枚のラインカードは、最大で 672 ポートの 1GbE、56 ポートの 10GbE のインターフェースをノンブロッキングでサポートします。

現在、Ashton 氏は、E1200 に 7 枚のラインカードをインストールしています。7 枚の 48ポート 1GbE を搭載しています。同氏は、10GbE への移行を念頭においています。"私は、ラインレートにこだわっています。我々は、インターフェースにできる限りのトラフィックをプロセスしたいのです。オーバサウブスクライブによってパケットドロップすることは望んでいません。"

Ashton 氏は、アップタイムの最大化を望んでいます。そのためにコストをかけてコアスイッチの冗長化をおこなっています。"私は、実現したいシステムに対してコスト惜しみません。それは、プロジェクトに影響を及ぼすことに他ならないからです。"

CIS Hollywood社の特殊効果スタジオ

CIS Hollywood社の特殊効果スタジオ

余裕ある設計の重要性

ワークフローボリュームの予想がつかない昨今映画業界の重要において、適切なネットワーク基盤を構築することは、成功への近道です。 BlueArc 社とフォーステン社の導入によって、Ashton 氏は、CIS Hollywood 社においてスケーラビリティとパフォーマンスに優れたネットワーク基盤を構築することに成功しました。

また、CIS Hollywood 社は、他の特殊効果制作スタジオからのプロジェクトにも対応できる柔軟性を維持するスケーラビリティを確保することにも成功しています。同社のマネージメントが、急な映画制作の受注にともないスタッフの増員を決断しても Ashton 氏は、自信をもって対応できるネットワーク基盤であると胸を張ります。

 

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