プレスリリース

 

2006

電気通信大学、 フォーステンのスイッチルータE300を学内バックボーンに採用

~10GbE化と経路の冗長化により、ネットワークを高速化および信頼性を向上~

フォーステン ネットワークス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:田中 克和、以下 フォーステン)は本日、電気通信大学(所在地:東京都調布市)が学内バックボーンにフォーステンのスイッチルータ「E300」を導入したと発表しました。電気通信大学では、E300を学術情報ネットワーク「SINET」との外部接続に1台、また、都道を挟んで学内の東西に分散する各棟の集約にそれぞれ1台ずつ、合計3台導入し、バックボーンの高速化および経路の冗長化を行いました。

採用の背景

国立の理工系大学である電気通信大学では、教職員を含め約7,000名がネットワークを利用します。同大学では、教育および研究の両面において計算機を多用するほか、e-Learning推進センターの設置及び「e-Campus」構想の推進にともなうトラフィックの増加が見込まれており、高速かつ信頼性の高い落ちないネットワークを構築することが課題となっていました。このため、2006年春に予定されていたコンピュータシステムのアップグレードにともない、ネットワークも見直すことになりました。新しいネットワークについては、次のような要望が寄せられました。

1. ネットワークを冗長化する

これまでは、SINETから東地区、東地区から西地区へと直線的なネットワーク構造がとられていたため、東地区で故障が発生した際には西地区も影響を受けていたほか、法律で定められた学内変電設備の定期的なメンテナンスの際に、ネットワークを停止しなければなりませんでした。このため、ルータ3台をそれぞれ接続して冗長化を図り、止まらないネットワークを構築することが必要でした。

2. 10ギガビット・イーサネット(GbE)を利用してネットワークを高速化する

電気通信大学は、都道が学内の敷地を東と西に隔てているため、東西地区を接続する光ファイバの増設に困難がありました。そのため、現在敷設されている光ファイバを利用したネットワークの高速化が必要でした。

3. ワイヤレートを追求する

同大学では、ルータをファイアウォールとして使用することも考慮しており、多くのアクセスコントロールを行った際にも、遅延なく、ワイヤレート(注)で稼動し続けることが必要でした。

4. ネットワークの運用と管理を簡素化する

これまでは、学内ネットワーク全体で7台のルータとファイアウォールを使用していました。異なるメーカーのルータも含まれていたため、コマンドなどをそれぞれ習得する必要があり、スタッフの負担が大きくなっていました。単一メーカーの機器でよりシンプルなネットワーク構成にすることで、ネットワークの管理と運用にかかる時間を削減することが必要でした。

E300の採用にあたり、電気通信大学の高田 昌之 助教授は次のように述べています。「私の所属する情報基盤センターでは、学生および教職員に最適なネットワークシステムを提供することが命題です。E300は、本学の規模からすると当初はオーバースペックに見えましたが、ネットワークを多用する研究者が多いため、落ちない信頼性とワイヤレートのパフォーマンスを考えると費用対効果が高く、たとえばe-Learning推進センターの利用が本格化する等に伴い本学でのインタラクティブかつオンデマンドなコンテンツが増えることを考えた場合、最適な選択でした。また、ワイヤレートでパケットフィルタが可能なため、外部からDoS攻撃を受けた場合なども、パフォーマンスが低下しないことを評価しました。」

ネットワーク構成図

XePhion IP

フォーステンのスイッチルータE300について

フォーステンのE300は、テラスケール(TeraScale)アーキテクチャとフォーステンのオペレーティング・システム(FTOS)を搭載することで、あらゆるパケットサイズ、トラフィックの状況下でも、全てのポートでワイヤレート、システム全体でノンブロッキング・フォワーディングを実現します。同製品は、10GbEを48ポート、または1GbEを288ポートまで搭載できます。FTOSは、インターネット事業者向けに開発されたOSで、BGPやOSPF等のルーティング処理において、優れた拡張性と高い安定性を提供します。また、機器内で完全に冗長化されたハードウェアとヒットレス・フォワーディング機能により、障害発生時にも確実にトラフィックをフォワーディングし続けます。

(注)ワイヤレート: 各技術の規格が定める帯域速度どおりにポートごとの転送を行うこと

電気通信大学について

電気通信大学は、情報、通信、電子及び関連する諸領域の科学技術分野を専門領域とする国立理工系大学であり、電気通信学部の中に7つの学科が設置されています。学部に対応する形で大学院電気通信学研究科が設置されているほか、学部を持たない独立大学院として、大学院情報システム学研究科が設置されているのが特長の一つです。同大学は、タイタニック号事故を契機の一つとして、当時の時代の要請であった船舶通信士育成のため、1918年に設立された無線電信講習所をその源流とし、以来「科学立国」の中核を担う高度理工系人材を産業界、学界に多数輩出してきました。同大学の存立基盤である情報・通信を中心とした先端分野における、同大学の教育・研究従事者の幅と厚みは、国内屈指のものといえます。

Force10 Networks について
フォーステンネットワークスは、高性能、信頼性、セキュリティ技術の先端企業です。革新的なシステムアーキテクチャがもたらす、業界最高クラスの信頼性と拡張性は、フォーステンTeraScale Eシリーズスイッチ、ルータに予測可能なアプリケーション性能、可用性向上とともにオペレーティングコスト削減を保証します。今日、世界中の多くのお客様が、フォーステン製品を利用して Ethernet ベースのネットワークを構築しています。
詳細については、www.force10networks.co.jp をご覧ください。

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Peter Ruzicka
Force10 Networks Inc.
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