
データセンターのネットワーク管理を更に柔軟に簡素化するため、フォーステンのOpen Automation Framework 2.0は、データセンターの仮想化環境におけるオペレーションコストを劇的に削減します。
仮想化の導入が進むデータセンターでは、物理サーバ台数の削減や、スペース/空調コストの削減に非常に効果的ですが、一方で運用・管理が複雑になり負荷が増える一面があります。IT管理者は数百・数千台規模のバーチャルマシン(VM)の運用・管理を強いられており、且つVMリソースの追加/解放は迅速に行わなければなりません。更にIT管理者への負担を大きくしているのが、1つの物理サーバ/ストレージに数十台のVMが存在するため、一部のVMで動的なマイグレーション等が発生した場合、突発的な物理ネットワーク機器の再設定やバーチャルスイッチ(vSwitch)の再設定が必要となる点です。Open Automationは、これらの課題を払拭するのに、既存設備を全てリプレースするような提案はしません。既存のITリソースを有効に活用しながら、これら課題を払拭します。
Open Automation Framework 2.0は、以下のネットワークマネジメントツールが1つのパッケージで提供されています。これらのツールは個別もしくは包括して使用して頂くことが可能です。仮想化データセンターなど、次期データセンターにはこれらツールを利用した動的なネットワーク管理が非常に有効です。
JumpStartは、工場出荷時のフォーステンスイッチを自動的に設定します。特に大量のL2スイッチを一度に導入する場合などは、エンジニアスキルに依存し、オペレーションミスも発生する可能性が高くなります。多くのお客様が品質の均一化を図るために、作業マニュアルを作成しますが、マニュアルの作成自体も大変な労力を必要とします。JumpStartはIPアドレスの設定から、コンフィグのダウンロード、OSのバージョンアップ、アップグレード後の再起動に至るまでのオペレーションを全て自動化で行います。
具体的には、スイッチがDHCPサーバをサーチしてIPアドレスを取得します。その後、TFTPサーバからコンフィグレーションファイルとOSをダウンロードし、アップグレードプロセスを実行します。新しいOSとコンフィグを適用するため、最後に再起動を実施します。これらのオペレーションが全て自動的に行われます。
SmartScriptは、一般的なSNMPやSyslogによる監視とは異なり、監視したいパラメータを自由にカスタマイズすることができます。IT管理者はパラメータに個別の閾値を設けて、カスタムアラームを出力する場合や、監視だけではなく、QoS等の設定をスケジュール化することもできます。SmartScriptは、一般的なPerlとPythonのスクリプト言語に対応しており、新しいスクリプト言語を学ぶ必要がありません。IT管理者は、容易で迅速なスクリプト開発をすることが可能です。
HyperLinkは、フォーステンのネットワークスイッチと仮想管理ソフトウェア(ハイパーバイザ)間でコミュニケーションを行い、VMの追加/解放/移動が発生した場合でも、ネットワークスイッチがそれを検知して、自身のVLANも連動して自動的に設定変更を行います。これによりIT管理者はVM移行時でもネットワークスイッチの再設定を意識する必要はありません。なお、HyperLink 1.0はVMware vSphere 4.0/4.1とCitrix XenServer 5.6に対応しています。
SwitchLinkは、3rdパーティのシステム管理ツールによるフォーステンスイッチの管理/設定を許容します。管理プロトコルはNetconf、System Director / SOAP, RESTなど主要な管理プロトコルを挿サポートし、CLI、SNMP、XMLなど主要なユーザプロトコルをサポートします。
OpenConnectは、フォーステンが提供するコミュニティ“Dev Exchange”と、アドバンスドWeb GUIを提供します。この2つの要件は全く異なるように思われますが、スクリプティング・デベロッパが集まるコミュニティ“Dev Exchange”を活用して、ユーザカスタマイズされたWeb GUIを自由に構築することが可能になります。従来のスイッチが提供するWeb GUIでは、ほとんど自分でカスタマイズすることができなかったため、これまでの不満が大いに改善されるでしょう。Dev Exchange (oadevexchange.com)はユーザ間の相互コミュニティで、開発アイデアの交換、スクリプト倉庫(スクリプト製品の販売や、開発リソースのアレンジや注文ができる場所)を提供しています。